経営状況Q&A

平成31年3月期第2四半期末における当社経営状況に関するQ&Aです。(2018.11.06)

平成31年3月期末

Q1. 平成31年3月期第2四半期で売上高・営業利益が前年同期と比べて減少した要因は?

A1. 平成31年3月期第2四半期(平成30年4月1日から平成30年9月30日まで)においては、売上高で前年同期比4.8%減の84億74百万円、営業利益で同64.6%減の44百万円と前期を下回る成績となりました。
 これには下記のような減少の要因が上げられます。

      ①百貨店様向け投入の減少および返品の増加(売上高減少約2.2億円)
      ②昨年7月に撤退した直営店2店およびカジュアルコンセ50店の売上減少(同約1億円)
      ③国内工場における採算性の低下(営業利益減益約40百万円)

 百貨店向け販売額の減少は、店舗の閉店や一部撤退店舗分の返品、第2四半期期間における台風地震災害による店舗休業や船便遅れによる海外生産品の仕入の遅延によるものです。また、国内工場については、長崎工場においてお客様からのニーズの高まりに対応するオーダーシャツ製造能力増強のためのライン編成の変更を行った際、商品投入の中断や転換初期の投入不足等により収支が悪化したものであります。しかしながら紳士服専門店様向け、量販店向け、インターネット販売、ドレスシャツのコンセ展開については、顧客ニーズに対応した販路商材の展開により売上高を伸ばしております。また内外直轄工場において、大手アパレルや専門店様からの既製品やパターンオーダーの受注も拡大しており、生産力の増強によりこれに応えております。。

Q2. 通期・来期に向けての増収策は?

A2. 収益が悪化した事業分野については、運営改善や受注強化等による再構築を図るとともに、成長が見込める事業分野に向けては積極的に経営資源を投入し、経営効率の向上を図ります。
 具体的には以下の主要な経営戦略を実行して参ります。

      ・シャツアイテムへの経営資源の集中
      ・WEB販売、ドレスコンセ拡充による直販チャネル強化
      ・Factory Express Japan 株式会社による直営事業、EC事業拡大
      ・海外におけるOEM受注の強化
      ・オーダー受注システム稼動によるオーダーシャツ受注の強化、生産の効率化
      ・新商品提案によるシェア拡大

 このうち海外販売の強化に関して、イタリア・フィレンツェで開催されたピッティ・ウオモに継続的に出展し、こだわり素材と縫製仕様でつくる「蝶矢シャツ」を紹介しました。究極のマシンメイドシャツに海外のアパレルからも高い評価を頂き、受注につながっております。また、生産で提携関係にあるバングラデシュのメーカーと販売面でも連携し、合弁で設立したJOYLINK PTE LTD.を通じて日系素材メーカーによる上質素材を使用したドレスシャツを欧州等への拡販を図ります。

 これらにより平成31年3月期通期は、連結売上高165億円、営業利益30百万円、経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益1億円と予想しております。

Q3. 直営店・直販事業の展開の状況は?

A3. 現状直営店展開は採算性を最優先として取り組み、また平成30年4月1日もって銀座店、大阪上町店をA4.記載のFactory Express Japan株式会社に移管し、現在営業中の山喜直営店はお台場ビーナスフォート店のみとなりました。
 直営店は縮小するものの、直営店舗以外の直販形態事業として、ドレスシャツ(ShirtHouseブランド)のコンセ展開を強化しています。「コンセ」とは小売店の衣料品売り場において当社商品を専属的に扱うコーナーを設け、当社より販売員を派遣し、接客販売と売り場の維持を行うものです。量販店様の衣料品売り場の見直しの流れの中、当社に新たなコンセ展開の要望を多数頂いています。(平成30年10月末現在63箇所)
 また、WEB販売につきましては、楽天市場およびYahoo!ショッピングで展開する“CHOYAシャツ”が大きく売上を伸ばしているほか、平成28年2月に“オーダーシャツ専門店:SHIRTY'S(シャーティーズ)”をオープンするなど、子会社運営の“未来シャツ物語”“メイド・イン・ジャパン ファクトリーショップ”も含め下記21サイトを展開しております。

ワイシャツの山喜・オフィシャル通販サイト
オーダーシャツ専門サイト:SHIRTY'S(シャーティーズ)
CHOYAシャツ(CHOYA SHIRT)
スタールワークス(STYLE WORKS)
シャツステーション(SHIRT STATION)
シャツハウス(SHIRT HOUSE)
メンズカジュアルウエア Men's Closet
未来シャツ物語【高山CHOYAソーイング株式会社】
メイド・イン・ジャパン ファクトリーショップ【Factory Express Japan株式会社】
Q4. メルボ紳士服工業との合弁事業が当期業績に与える影響は?

A4. 平成30年3月12日付けで、麻布テーラーを展開するメルボ紳士服様のグループ会社であるメルボ紳士服工業株式会社との合弁会社Factory Express Japan株式会社を設立いたしました。
 メルボ紳士服グループ様とは、商品の相互の供給を行う中で、国内工場で良質の製品を製造するお互いの強みを認識し、両者の強みをリテール事業に持ち寄り、事業拡大を目指すことで合意しました。4月1日から、当社直営店である銀座店、大阪上町店を新会社に移管し、展開アイテムを大幅に拡大、今後メルボ紳士服グループ様以外のパートナー企業のアイテムも展開するとともに、インターネット販売も年度内の開始を予定しております。平成32年度の売上高目標を3億円と設定しております。

Q5. 当社の株主優待制度は?

A5. 卸売販売チャネルが事業の大半を占める当社において、株主様により当社製品を知っていただくこと、WEB販売・直営店事業など直販事業を認知いただくことを目的として、株主優待制度を実施しております。毎年3月末、9月末現在の株主様に、当社直営店・WEBショップのお買い物券を贈呈しております。平成30年9月末現在の株主様への配布分より、下記のとおり付与内容および優待券・割引券の有効期限を変更しておりますのでご注意下さい。
 なお予てよりご利用いただいておりました“CHOYAシャツ公式サイト”“STYLE WORKS公式サイト”の商品につきましては、株主様の利便性を鑑み“山喜オフィシャルサイト”でも販売いたします。このため平成30年12月より上記2店舗での株主ご優待券のご利用は中止させていただきます。

ご所有株式数 株主優待券付与金額・枚数 オーダーシャツ割引券

100株以上

1,000円券1枚

400株以上

2,500円券1枚

2,500円券1枚

2,000株以上

2,500円券2枚

6,000株以上

2,500円券3枚

10,000株以上

2,500円券5枚


平成30年12月配布分の有効期限は平成31年5月末まで

Q6. 自社株取得の狙いは?

A6. 当社では、平成30年7月31日開催の取締役会で自社株の取得枠設定を決議し、8月2日32万株の自社株を取得いたしました。
 この目的は以下のとおりであります。

      ①将来のM&A等機動的な資本政策に備えるため。
      ②配当対象株数を減じ、株主様への還元を強化するため。
      ③負債コストが低い現今において、総資本コストを下げるため。


以下は平成30年6月28日第65回定時株主総会における株主様からのご質問とその会社回答であります。

Q7. STYLE WORKS のホームページが更新されていないが理由は?

A7. STYLE WORKS 直営事業に関しては事業体制や品そろえ等を刷新するため、本年4月よりFactory Express Japan株式会社に直営2店舗の事業移管を行うなど、ブランド戦略自体の再構築を行っております。この検討期間中HPについても更新されない状態が続いておりました。今後、FEJ社体制下における同ブランドの位置づけをシャツ以外のアイテムの紹介も含め、新たなHPで紹介してまいりたいと考えております。