経営状況Q&A

2019年3月期末における当社経営状況に関するQ&Aです。(2019.5.27)

2019年3月期末

Q1. 2019年3月期で前年比、減収減益となった要因は?

A1. 2019年3月期(2018年4月1日から2019年3月31日まで)においては、連結売上高で前年同期比8.3%減の154億9百万円、営業損失3億68百万円、経常損失2億53百万円となりました。
 これには下記のような要因が上げられます。

      ①主なチャネル別の内訳では、百貨店向け販売の減少(対前年同期売上7億46百万円減)およびカジュアル専門店向け売上の減少(同約2億69百万円減)
      ②昨年7月に撤退した直営店2店およびカジュアルコンセ50店の売上減少(同1億円減)
      ③国内生産工場における採算性の低下(対前年同期減益幅約90百万円)

 上半期は国内販売において、撤退した直営店やカジュアルコンセの売上減少、多発した自然災害の影響や、それに伴う消費マインドの低下により、主に百貨店向けの販売数量が低迷いたしました。下半期は第3四半期以降平年より高めの気温で推移し、防寒物などの秋冬商材の店頭不振によりカジュアル商品の売上が低調で、店頭の在庫過多によりドレスシャツの春夏物の初回投入にも遅れが発生しました。その結果、上述の成績となりました。

Q2. 第3四半期時の通期業績見通しから下方修正した要因は?

A2. 例年第4四半期はフレッシャーズ需要やクールビズの長期化による夏物の先行投入で売上が多い四半期ですが、今年は暖冬の影響で店頭の在庫過多及び仕入抑制により、夏物商品の先行投入が予想以上に遅れました。第4四半期の2月、3月で通期見通しから約3億円の減収となった結果、営業利益、経常利益以下も減益となりました。その他の要因は下記の通りです。

      ・取引先の大手百貨店の基幹店舗で紳士洋品売場の改装、地方百貨店の取引条件の変更等により、店頭商品の一時的な返品が発生するとともに、改装期間中の売場縮小により売上が減少したこと。
      ・期末におけるたな卸資産評価損が期末在庫の増加により予想を上回ったこと。
      ・当期の業績及び今後の業績見通しを踏まえて繰延税金資産の回収可能性を検討し、一部繰延税金資産の取崩を計上し、法人税等調整額(損)を計上したため。

Q3. 来期に向けての増収策は?

A3. 収益が悪化した事業分野については、運営改善や受注強化等による再構築を図るとともに、成長が見込める事業分野に向けては積極的に経営資源を投入し、経営効率の向上を図ります。
 具体的には以下の主要な経営戦略を実行して参ります。


      ・今期より営業・企画一体の事業部体制となり、国内素材メーカーとの協働による付加価値素材の提案などでOEM、ODMの受注拡大
      ・大規模改修が終了した大手百貨店の基幹店舗への商品投入と当社CHOYAブランドの企画開発強化による百貨店チャネルのさらなるシェアの拡大。
      ・WEB販売、ドレスコンセ(SHIRT HOUSE)のオリジナルブランド拡充による直販チャネル強化
      ・Factory Express Japan ㈱による直営事業、EC事業拡大
      ・YOOシステム(オーダー受注システム)稼動による百貨店でのオーダーシャツ受注の強化、生産の効率化
      ・シンガポールに設立したJOYLINK PTE LTDを窓口にした海外のOEM受注の強化
      ・M&Aによる販売シェア拡大や新規分野の開拓

Q4. 直営店・直販事業の展開の状況は?

A4. ドレスシャツコンセ(SHIRT HOUSE)の展開を強化しています。「コンセ」とは小売店の衣料品売り場において当社商品を専属的に扱うコーナーを設け、販売員を派遣し、接客販売を行う直接販売の形態です。量販店の衣料品売り場見直しの流れの中、当社に新たなコンセ出店の要望を多数頂いております。(2019年3月末現在66箇所)
 直営店展開は、STYLE WORKS OUTLETお台場ヴィーナスフォート店(山喜株式会社)とSTYLE WORKS銀座店、STYLE WORKS大阪上町店(連結子会社Factory Express Japan株式会社)の3店舗で展開中です。
 また、WEB販売につきましては、ワイシャツの山喜オフィシャル通販サイト、オーダーシャツ専門店:SHIRTY'S(シャーティーズ)、CHOYAシャツ、STYLE WORKS、シャツステーション、SHIRT HOUSE、「未来シャツ物語」(連結子会社 高山CHOYAソーイング株式会社)、の各公式通販サイトの他、楽天市場およびYahoo!ショッピング・amazonなど下記19サイトを展開しております。

ワイシャツの山喜・オフィシャル通販サイト
オーダーシャツ専門サイト:SHIRTY'S(シャーティーズ)
CHOYAシャツ(CHOYA SHIRT)
スタールワークス(STYLE WORKS)
シャツステーション(SHIRT STATION)
シャツハウス(SHIRT HOUSE)
メイド・イン・ジャパン ファクトリーショップ【連結子会社:Factory Express Japan㈱】
未来シャツ物語【連結子会社:高山CHOYAソーイング㈱】
Q5. メルボ紳士服工業との合弁事業が当期業績に与える影響は?

A5. 2018年3月12日付けで、麻布テーラーを展開するメルボ紳士服様のグループ会社であるメルボ紳士服工業㈱との合弁会社Factory Express Japan株式会社を設立いたしました。
 メルボ紳士服様グループとは、商品の相互の供給を行う中で、国内工場で良質の製品を製造するお互いの強みを認識し、両者の強みをリテール事業に持ち寄り、事業拡大を目指すことで合意しました。同年4月1日から、当社直営店である銀座店、大阪上町店を新会社に移管し、展開アイテムを大幅に拡大、今後メルボ紳士服様グループ以外のパートナー企業のアイテムも展開するとともに、インターネット販売においても展開してまいります。2020年度の売上高目標を3億円と設定しております。

Q6. 当社の株主優待制度は?

A6. 卸売販売チャネルが事業の大半を占める当社において、株主様により当社製品を知っていただくこと、WEB販売・直営店事業など直販事業を認知いただくことを目的として、株主優待制度を実施しております。毎年3月末、9月末現在の株主様に、当社直営店・WEBショップのお買い物券を贈呈いたしております。2018年9月末現在の株主様への配布分より、下記のとおり付与内容および優待券・割引券の有効期限を変更しておりますのでご注意下さい。

ご所有株式数 株主優待券付与
金額・枚数
オーダーシャツ
割引券

100〜
399株

1,000円券
1枚

400〜
1,999株

2,500円券
1枚

2,500円券
1枚

2,000〜
5,999株

2,500円券
2枚

6,000〜
9,999株

2,500円券
3枚

10,000株
以上

2,500円券
5枚


有効期限:優待券、割引券に記載の通り


(以下は2018年6月27日第66回定時株主総会における株主様からのご質問とそれへの会社回答)

Q7. STYLE WORKS のホームページが更新されていないが理由は?

A7. STYLE WORKS 直営事業に関しては事業体制や品そろえ等を刷新するため、2018年4月よりFactory Express Japan株式会社に直営2店舗の事業移管を行うなど、ブランド戦略自体の再構築を行っております。この検討期間中HPについても更新されない状態が続いておりました。今後、Factory Express Japan株式会社体制下における同ブランドの位置づけをシャツ以外のアイテムも含め、新たなHPで紹介してまいりたいと考えております。