経営状況Q&A

平成31年3月期第3四半期末における当社経営状況に関するQ&Aです。(2019.2.6)

平成31年3月期末

Q1. 平成31年3月期第3四半期で営業利益以下が損失となった要因は?

A1. 平成31年3月期第3四半期(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)においては、売上高で前年同期比5.3%減の119億90百万円、営業損失1億11百万円、経常損失8百万円と第3四半期累計で赤字に転落する成績となりました。
 これには下記のような要因が上げられます。

      ①百貨店向けおよび暖冬によるカジュアル専門店向け売上の減少(計5億90百万円)
      ②昨年7月に撤退した直営店2店およびカジュアルコンセ50店の売上減少(同約1億円)
      ③国内工場における採算性の低下(対前年同期減益幅約63百万円)

 ドレスシャツを主要販売アイテムとする当社は、売上高の四半期ごとの差異が非常に大きく、特にドレスシャツの初回の投入がない第3四半期は最も売上利益が少なくなります。今事業年度は第2四半期累計で営業利益が81百万円少なく、かつ第3四半期の3ヶ月も暖冬や災害などによる消費マインドの低下を受け、前年より92百万円営業損益が悪化しました。その結果、第3四半期累計で上述の成績となりました。

Q2. 通期見通しで赤字を予想する要因は?

A2. 例年第4四半期はフレッシャーズ需要や夏物の先行投入で売上利益が積みあがる四半期ですが、当年は以下の事象が現段階で予測され、第4四半期の売上利益も昨年を下回ることが予想されている結果、通期でも営業損益以下で損失を予想しております。

      ・お取引先の大手百貨店様の基幹店舗数店で大規模改装が始まっており、店頭商品の返品が発生するとともに、改装期間中の売場縮小により売上の減少が見込まれること。
      ・取引条件を買い取りから消化仕入に変更したお得意先様があり、当社から販売済みの店頭在庫について一時的に返品が発生すること。
      ・暖冬による店頭販売不振から春物の投入が遅れており、その影響を受けて夏物の投入時期の次期への繰越が発生する見込みであること。
      ・期末におけるたな卸資産評価損が前年度より増加することが予想されること。

Q3. 来期に向けての増収策は?

A3. 収益が悪化した事業分野については、運営改善や受注強化等による再構築を図るとともに、成長が見込める事業分野に向けては積極的に経営資源を投入し、経営効率の向上を図ります。
 具体的には以下の主要な経営戦略を実行して参ります。


      ・大規模改修が終了した大手百貨店様基幹店への商品投入とそれに際しての当社シェアの拡大
      ・WEB販売、ドレスコンセ拡充による直販チャネル強化
      ・Factory Express Japan 株式会社による直営事業、EC事業拡大
      ・海外におけるOEM受注の強化
      ・オーダー受注システム稼動によるオーダーシャツ受注の強化、生産の効率化
      ・M&Aによる販売シェア拡大や新規分野の開拓

Q4. 直営店・直販事業の展開の状況は?

A4. 現状直営店展開は採算性を最優先として取り組み、また平成30年4月1日もって銀座店、大阪上町店をA5.記載のFactory Express Japan株式会社に移管し、現在営業中の山喜直営店はお台場ビーナスフォート店のみとなりました。
 直営店は縮小するものの、直営店舗以外の直販形態事業として、ドレスシャツ(ShirtHouseブランド)のコンセ展開を強化しています。「コンセ」とは小売店の衣料品売り場において当社商品を専属的に扱うコーナーを設け、当社より販売員を派遣し、接客販売と売り場の維持を行うものです。量販店様の衣料品売り場の見直しの流れの中、当社に新たなコンセ展開の要望を多数頂いています。(平成30年10月末現在63箇所)
 また、WEB販売につきましては、楽天市場およびYahoo!ショッピングで展開する“CHOYAシャツ”が大きく売上を伸ばしているほか、平成28年2月に“オーダーシャツ専門店:SHIRTY'S(シャーティーズ)”をオープンするなど、子会社運営の“未来シャツ物語”“メイド・イン・ジャパン ファクトリーショップ”も含め下記21サイトを展開しております。

ワイシャツの山喜・オフィシャル通販サイト
オーダーシャツ専門サイト:SHIRTY'S(シャーティーズ)
CHOYAシャツ(CHOYA SHIRT)
スタールワークス(STYLE WORKS)
シャツステーション(SHIRT STATION)
シャツハウス(SHIRT HOUSE)
メンズカジュアルウエア Men's Closet
未来シャツ物語【高山CHOYAソーイング株式会社】
メイド・イン・ジャパン ファクトリーショップ【Factory Express Japan株式会社】
Q5. メルボ紳士服工業との合弁事業が当期業績に与える影響は?

A5. 平成30年3月12日付けで、麻布テーラーを展開するメルボ紳士服様のグループ会社であるメルボ紳士服工業株式会社との合弁会社Factory Express Japan株式会社を設立いたしました。
 メルボ紳士服様グループとは、商品の相互の供給を行う中で、国内工場で良質の製品を製造するお互いの強みを認識し、両者の強みをリテール事業に持ち寄り、事業拡大を目指すことで合意しました。同年4月1日から、当社直営店である銀座店、大阪上町店を新会社に移管し、展開アイテムを大幅に拡大。今後メルボ紳士服様グループ以外のパートナー企業のアイテムも展開するとともに、インターネット販売におきましても展開して参ります。平成32年度の売上高目標を3億円と設定しております。

Q6. 当社の株主優待制度は?

A6. 卸売販売チャネルが事業の大半を占める当社において、株主様により当社製品を知っていただくこと、WEB販売・直営店事業など直販事業を認知いただくことを目的として、株主優待制度を実施しております。毎年3月末、9月末現在の株主様に、当社直営店・WEBショップのお買い物券を贈呈いたしております。平成30年9月末現在の株主様への配布分より、下記のとおり付与内容および優待券・割引券の有効期限を変更しておりますのでご注意下さい。

ご所有株式数 株主優待券付与
金額・枚数
オーダーシャツ
割引券

100〜
399株

1,000円券
1枚

400〜
1,999株

2,500円券
1枚

2,500円券
1枚

2,000〜
5,999株

2,500円券
2枚

6,000〜
9,999株

2,500円券
3枚

10,000株
以上

2,500円券
5枚


有効期限はいずれも平成31年5月末まで


以下は平成30年6月27日第66回定時株主総会における株主様からのご質問とその会社回答であります。

Q7. STYLE WORKS のホームページが更新されていないが理由は?

A7. STYLE WORKS 直営事業に関しては事業体制や品そろえ等を刷新するため、本年4月よりFactory Express Japan株式会社に直営2店舗の事業移管を行うなど、ブランド戦略自体の再構築を行っております。この検討期間中HPについても更新されない状態が続いておりました。今後、FEJ社体制下における同ブランドの位置づけをシャツ以外のアイテムも含め、新たなHPで紹介してまいりたいと考えております。